水中ドローン「BlueROV」のデモ航行を、佐渡の海にて行いました!

2020年07月29日
コラム

こんにちは。金井度量衡編集部です。

金井度量衡では、佐渡測量様向けに調整した水中ドローン「BlueROV」のデモを佐渡の海にて行いました。

デモを行った日はよく晴れており、水中で動くドローンの様子がよく見えました。

今回デモをした「BlueROV」は安価でありながら、小回りの効く小さな機体と、AIによる機体の自動制御により、優れた操作性を発揮する水中ドローンです。ROVとUAVの違いや、「BlueROV」の使用感についてお伝えします。

水中ドローン「BlueROV」の価格

今回、デモを行った「BlueROV」は、水中ドローンの中でも比較的安価な機体であり、水中ドローンをはじめて導入するという方にも最適な機体と言えます。

産業用の水中ドローンは、ドローン本体だけで300~500万円程度するものが多いです。

しかし、「BlueROV」は機体価格が100万円程度と安価であり、センサーやカメラなどを搭載しても、平均500万円程度で済みます。

水中ドローン「BlueROV」は操作性に優れた機体

今回、デモを行った水中ドローンは、一般的なものよりも機体が小さく、操作性に優れていました。

一般的な水中ドローンは、機体サイズが大きく、1人での操作が難しいものが多いです。

しかし、「BlueROV」は前方のカメラ画像が鮮明で見やすく、操作のしやすさを感じました。また、コントローラーも空中用ドローンの複雑なものと異なり、シンプルなゲームパッドで操作可能です。

今回は、プレイステーション2のコントローラーに近い形状のゲームパッドで、直感的に操作できました。

【水中ドローン=ROV】ROVとUAVの違いとは?

ところで、ROVとUAVという言葉をご存知でしょうか。

ROVは「Remotely operated vehicle」を略した言葉で、和訳すると無人潜水機、つまり水中ドローンを指す言葉です。

一方、UAVは「Unmanned aerial vehicle」を略した言葉で、和訳すると無人航空機、空中ドローンを指す言葉です。

今回のデモでは、波の影響や、潜水時に機体本体が見えなくなるなどのUAVとの違いを実感しました。

しかし、「BlueROV」は波の影響をAIが自動で修正・制御してくれるので、操作が難しいと感じる場面はほとんどありませんでした。

自動運転車を運転したことがある方なら、AIによる制御がいかに便利なものか、よくお分かりいただけるでしょう。

水中ドローン「BlueROV」のデモ航行を終えて

今回、佐渡の海でデモを行った水中ドローン「BlueROV」は、水中ドローンの中では安価であるにもかかわらず、小回りの効く小さな機体で優れた操作性を発揮してくれました。

通常、水中ドローンは機体だけで500万円近い価格がしますが、「BlueROV」はカメラやセンサーを搭載しても500万円程度に収まります。

小さな機体と、波の影響を自動で修正・制御してくれるAIのおかげで操作がしやすく、コストパフォーマンスに優れた商品であると感じました。

今回はセンサーなどをほぼ乗せていない状態のデモでしたが、デモ中は談笑の絶えない和やかな雰囲気で、佐渡測量様は「これで十分だね」と仰ってくれました。扱いやすさを実感していただけたようで、嬉しかったです。

金井度量衡では、水中ドローン・空中ドローンともに、試運転やデモを行ってからお客様への納品を行っています。

「ドローンを運用してみたいが、どう選べば良いのかわからない…」という方は、ぜひ一度金井度量衡までお問い合わせください。貴社にピッタリのドローン選びから、デモ運転までしっかり行い、ドローンの導入をサポートします。

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