レーザー測量とは?ドローンを使った測量について解説します!

2020年11月13日
コラム

ドローンを使った測量といえば、レーザー測量が思い浮かぶ方も、多いのではないでしょうか。 金井度量衡では、ドローンによるレーザー測量を自社で行ったり、レーザー測量を導入したい方への、ドローンやレーザースキャナの提案を行ったりしています。 今回は、ドローンを使ったレーザー測量の仕組みから活用用途まで、レーザー測量に関する疑問にまるっとお答えします。

レーザー測量とは?

レーザー測量とは、レーザースキャナから光(レーザー)を射出して、測量を行う方法です。ドローンにおけるレーザー測量では、用途に応じたレーザースキャナをドローン下部に搭載し、地表に向けてレーザーを射出します。 スキャナにはカメラがついているものもあり、レーザー測量を行いながら、地表の様子を撮影することも可能です。 レーザー測量は土木業界や建築業界はもちろん、災害への対策や復興など、さまざまな場面で役立てられています。

レーザー測量の仕組み

レーザー測量では、スキャナから射出されたレーザーが、再びスキャナへと戻ってくるまでの時間を計測することで、測量を行います。 ドローン搭載のスキャナから、地表に向けて射出されたレーザーは、地形や構造物に当たると反射します。レーザーの射出から、反射して戻ってくるまでの時間を計ることで、ドローンから地表や構造物までの距離を測定。ドローンの傾きと位置情報を計算して、地形データが得られます。 レーザーは「真っ直ぐ飛ぶ一筋の光線」です。一度レーザーを射出しただけでは、レーザーが当たった「点」のデータしか得られず、地形全体のデータは得られません。 なので、ドローンによるレーザー測量では、地表に向けて何度もレーザーを射出します。レーザーの当たったいくつもの「点」のデータを繋ぎ合わせることで、立体的な地形データが得られるのです。

レーザー測量の活用例

ドローンによるレーザー測量は、どのようなことに活かされているのでしょうか。 スキャナの性能にもよりますが、レーザー測量ではかなり正確な測量が可能。「500円玉」程度の大きさの誤差しかでないものもあり、複雑な地形も、正確に測量できます。 レーザー測量の活用用途はさまざまですが、建物を建設する際の測量にはもちろん、山林の地形を把握することで森林計画に活かされることもあります。

レーザー測量Q&A

レーザー測量で何ができるかわかってきたところで、飛行時間や耐用年数など、細かなことも気になってきたのではないでしょうか。 もちろん、ドローンにはさまざまな製品があり、製品ごとに飛行時間や耐用年数は異なります。ただ、一般的な目安をお伝えすることはできます。

飛行時間:30分程度

耐用年数:5年程度

飛行時間は、ドローンに搭載されたバッテリーにより異なります。製品によりますが、一度に30分前後のフライトが可能なものが多いです。バッテリーの付け替えが簡単なものもあり、バッテリーが切れる前にドローンを手元に戻し、予備バッテリーに付け替えることで、充電を待たずに再びフライトするような使い方ができるものもあります。 耐用年数は、ドローン本体だけでなく、搭載レーザーやフライトの頻度によっても変動します。一般論として「5年程度」とお伝えしましたが、「明確な基準がある」とは考えない方がいいでしょう。

ドローンがはじめての方こそ、金井度量衡にご相談ください!

金井度量衡では、ドローンはもちろん、ドローン用のカメラやレーザーの提案・相談も行っています。 ドローンをはじめて導入する場合、用途に合った機体を選べるか、きちんと活用したり手入れしたりできるだろうかと、不安も多いことでしょう。耐用年数や、費用対効果も気になります。 金井度量衡が大切にしているのは、お客様の要望に合った提案をすることです。 お客様はドローンを使って何がしたいのかをよく聞き、機体選びや調整をした後、テストフライトを経て納品します。 ドローンの導入がはじめての方は、ぜひ金井度量衡にお声掛けください。 上手く言葉にできない不安や悩みも汲み取って、最適なドローン選びと誠心誠意のサポートを提供します。

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