情報化施工事例
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事例紹介

GPSを用いた盛土の締固め管理

施工会社 株式会社 曙建設 様
工事名 国道289号 外ノ沢流路他工事
工事概要 道路土工(路体盛土工V=28,300m3、法面整形工A=1,980m2)・法面工(チップ材吹付A=2,500m2)・排水構造物工(N=1式) 馬追沢工区道路改良工事抜粋

馬追沢工区竣工 航空写真

3Dレーザースキャナを活用し、
盛土の転圧平面形状把握が実現

当現場の路体盛土においては、ローラーのタイヤ痕が付きにくい盛土材料のためオペレーターが転圧箇所の確認が出来ず過不足転圧の恐れがあり、また土質特性の変化が少ないことや、砂置換法で測定する場合の突砂法による現場密度試験の実施により作業効率が落ちる等の理由により、GPSを用いた転圧管理システムを採用していただきました。現場は周囲を山で囲まれているため、当初GPSシステムを稼働させるために必要な衛星数を充分に捕捉できない可能性が危惧されましたが、アメリカのGPS衛星の他にロシアのGLONASS衛星も捕捉できる機器 (㈱トプコン LEGACY-E+GGD)を採用していただいたため、作業が中断されることなく施工が可能になりました。また、路体形状が特殊なS字を描く急勾配であり、現況と設計データを合わせた平面図の作成が困難であったため、3Dレーザースキャナを活用し三次元モデルを作成したことで、全65層に及ぶ盛土の転圧平面形状把握が実現しました。

操作説明をする当社社員

「点」による密度管理から「面」
での管理になったことで品質も向上

施工においては締固め状況確認の現場密度試験を省略出来ることで、次層盛土に迅速に移行でき、作業効率が向上しました。特に盛土上層部においては盛土面積が小さくなるため1日に多層を施工する場合には有効でした。従来の「点」による密度管理から「面」での管理になったことで品質も向上したと嬉しいお言葉を頂戴しました。

馬追沢工区 三次元モデル

締固め回数管理図(10層目/65層)