情報化施工事例
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事例紹介

三次元マシンコントロールシステム 3D-MCグレーダー(自動追尾 TS)

施工会社 丸運建設 株式会社 様
工事名 県立野球場(仮称)フィールド工事
工事概要 人工芝舗装:14,113m2(全面透水性ロングパイル人工芝)
混合土舗装:226m2(マウンド黒土、塁ベースアンツーカー)

県立野球場(仮称)

3D-MC採用で施工精度を向上

平成21年6月に完成した新潟県立野球場(後にネーミングライツにより、HARD OFF ECO スタジアム新潟)は、両翼100m、センター122m、約3万人を収容する大スタンドを備えており、フィールドにおいて採用された全面透水性ロングパイル人工芝は明治神宮野球場と同等のもので、補足性とプレー性に優れた天然芝に近い材料です。
平坦性に優れた人工芝舗装の施工には、下地(砕石路盤及び開粒アスコン等)の出来上がり精度が大きく影響すると言われており、またフィールドの勾配は通常の道路と違いピッチャーマウンドを中心とした同心円を描くゆるい勾配(0.5%)であるため、路盤工における平坦性確保や複雑な設計高が課題となり、施工精度を向上させる ために三次元マシンコントロールシステム(3D-MC)を採用していただきました。

複雑な勾配の三次元設計データ

施工状況

情報化施工により安全性確保、
施工期間短縮、品質の向上が実現

フィールド全てを見渡せる外野スタンドに自動追尾のトータルステーションを設置し、三次元の設計データを搭載したモーターグレーダーのブレードが勾配に応じて自動制御されるため、途中でオペレーターが交代しても出来形の差は見られませんでした。丁張設置(168箇所)は不要で、丁張間の水糸検測による機械停止のロスがなくなることで連続作業が可能になったと共に、作業員の重機近接作業が減少したことで、施工性と安全性の双方が向上したことが確認できました。品質においては、センターを軸とした左右対称の設計高も左右の仕上がり差はほとんどなく、中層路盤工の設計高と実測高の差は90%以上が±10mm以内に収まり、また平坦な路盤精度に付随して開粒アスコン舗装の平坦性についても横断方向平均0.84mm、ジョイントを多数含んだ縦断方向を加えても全体平均1.06mmと、非常に精度の高い仕上がりになりました。情報化施工により安全性確保、施工期間短縮、品質向上が実現できた、大変嬉しい事例となりました。